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『数学A』
2017年度前期, 土曜1限&2限, 電気電子情報通信工学科1年3組, 4組
0. 更新履歴および連絡事項
質問の受付について (7/23情報更新)
日時: 7/28(土)の1,2限, 場所: 5137教室
説明: この日は新しい内容の講義はせず, これまでに説明が足りなかった部分の補足や, 質問の受付, 自習などに充てます. 出入り自由とします. 人が集まらない場合は早めに終わることもあります. (なお, 以上の内容は私が担当する他学科の学生にもウェブを通じて通達しました.)
※授業の記録の更新が遅れてしまったらすみません.
最終更新 2018/07/23 0:06
1. 履修に当たって
こちらです
(教科書・履修条件・到達目標・成績評価について)
2. 文献とソフトウェア
こちらです
(参考図書・ソフトウェアについて)
3. 資料
0 用語と記号
練習問題の解答
(4/14公開)
基礎概念
主となる資料: 1節~4節 (電子データは都合によりネットに載せられません)
(参考書: 黒田成俊著「共立講座 21世紀の数学 1 微分積分」(共立出版))
1節の例題Aと例題Bの解答
(4/22公開)
演習問題のヒント・解答
(5/4更新)
5 逆三角関数の定義とグラフ
(資料に演習がありませんが, 代わりに教科書の例題や問題をあたること.)
1変数関数の微分法
主となる資料:
6節~9節
誤植: p.13, 下から8行目, 双曲線関数, $ e^{-1} $の箇所は$ e^{-x} $の誤り (データ修正済み)
演習問題のヒント・解答
(6/2更新)
未配布資料:
指数関数と正弦関数の多項式近似
,
余弦関数の多項式近似
(6/2公開)
(テイラー展開の理解の一助になるでしょう)
べき級数・1変数関数の積分法
10節
11節~12節
演習問題のヒント・解答
(6/24公開)
多変数関数の微分法
13節~19節
誤植: p.29, $ h^2 $は$ h^3 $の誤り(11行目, 21行目, 23行目の3箇所. $h,k$の3次式の部分) (データ修正済み)
接平面を手書きしたもの
練習問題 (全範囲)
(ヒント・解答あり)
4. 授業の記録
★は提出物を表す.
4/14 (土) 実数の性質
資料を3枚配布.
ガイダンス. 用語と記号, 論理記号の使い方, 実数の基本性質(公理), 公理を用いて定理 $ a \leq b, c \leq 0 \Rightarrow ac \geq bc $ の証明, 最大数(最小数), $[0,1)$に最大数がないことの証明, 上限(下限), 上に(下に)有界, 連続性公理.
★演習: ある半開区間の最大数・最小数・上限・下限を答える問題.
※次回は数列の極限です.
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4/21 (土) 数列の極限
資料を1枚配布(p.5-6). 数列が収束することと発散することの定義($\varepsilon$-$N$論法). 極限と四則の関係(和に関して証明を与えた). 極限と順序の関係(特にはさみうちの原理). 有界な単調数列の収束性定理とその例題(ネイピア数の定義).
★演習: 演習問題2-2(極限の計算).
※次回は, 関数の極限($\varepsilon$-$\delta$論法)と関数の連続性について講義する予定です.
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4/28 (土) 数列の極限(2)・関数の極限
資料を2枚配布(p.7-10). 漸化式によって定まる数列の極限の例.
★課題: 演習問題2-3. A4サイズの用紙(1枚で収めよ)に解き次回提出のこと.
関数(function)の定義域(domein)と値域(range). 関数の極限の定義($\varepsilon$-$\delta$論法). 極限と四則および順序との関係. 右極限と左極限. 関数の極限と数列の極限の関係.
★演習: 演習問題3-3, 3-2 (早い人は3-1も).
※来週はGWのためお休み. 次回(再来週)は, 関数の連続性, 逆三角関数.
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5/12(土) 関数の連続性, 逆三角関数
資料を2枚配布(p.11-14). 関数の連続性. 中間値の定理, 最大値・最小値の定理, 逆関数の定理. 高校で学んだ逆関数の例を振り返りながら, 逆三角関数を定義. 逆三角関数の値, 性質, 証明問題の例.
★演習: テキストp.30の問6
※逆三角関数の性質をよく復習すること. 次回から, 1変数関数の微分法に入ります.
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5/19(土) 1変数関数の微分法(1)
微分係数と導関数. 逆三角関数の導関数. 対数微分法.
演習および解説: 資料p.13の演習問題6-2
双曲線関数とその逆関数.
※近々, 小テストを行う予定です. 6月上旬(?)
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5/26(土) 1変数関数の微分法(2)
資料を1枚配布(p.15-16). 極大と極小の定義, ロルの定理, 平均値の定理(およびその周辺), コーシーの平均値の定理, ベルヌーイ-ロピタルの定理. 高階導関数.
※小テストの候補日: 6月9日(またはそれ以降)
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6/2(土) 1変数関数の微分法(3)
資料を1枚配布(p.17-18). 高階導関数, ライプニッツの公式とその例題(テキストp.49の二つの例). テイラーの定理(証明は抜きにして資料の定理9.1, 定義9.2, 定義9.3を一気に説明), $e^x$と$\sin x $のテイラー展開. ネイピア数の近似値. 形式べき級数の演算とテイラー展開.
※6月9日の1限に小テストを行います. 範囲は資料の6節~9節. 時間は40~45分を予定.
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6/9(土) テスト, 1変数関数の微分法(4), べき級数(1)
テスト60分間. テイラーの定理の証明, ネイピア数が無理数であることの証明. 資料を1枚配布(p.19-20). べき級数の収束性(ダランベールの判定法とコーシーの判定法を簡単に説明して終わり).
※次回はべき級数の続きと積分.
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6/16(土) べき級数(2), 積分(1)
資料を1枚配布(p.21-22). べき級数の続き(項別積分でテイラー展開を作る例). 積分の計算, 特に有理関数の積分.
★演習: 資料p.21の問題11-1 (2)
※次回は, 定積分の定義, 微分積分学の基本定理, 広義積分.
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6/23(土) 積分(2)
資料を1枚配布(p.23-24). 三角関数の有理関数の積分, 定積分の定義, 積分の平均値の定理(証明略), 微分積分学の基本定理と証明, 微分積分学の基本公式.
※次回は, 広義積分. 偏微分の初歩も.
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6/30(土) 積分(3), 多変数関数の微分法(1)
広義積分. 多変数関数の定義域, グラフ. 2変数関数の例. 3次元空間内の平面の方程式. 偏微分.
★演習: 教科書p.67の問2 (1)(2)(3).
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7/7(土) 多変数関数の微分法(2)
資料を2枚配布(p.25-28), 接平面の図を配布. 練習問題を1枚配布.
2変数関数の極限と連続性, 偏導関数と高階偏導関数, 全微分可能性と接平面.
演習: 教科書p.96, 問3や接平面を求める問題を授業中に解いた:
問. 曲面 $ z = f(x,y) $ の接点$A$における接平面を求めよ.
(1) $ f(x,y) = x^4 y + 3 x^2 y^2 + 5 x $, $ A(1,2,f(1,2)) $
(2) $ f(x,y) = \sin (3x+2y ) $, $ A(0,0,f(0,0)) $
(答) (1) $ z = 37 x + 13 y - 44 \quad $ (2) $ z = 3 x + 2 y $
参考: 2変数関数のグラフの例
(Windows用ソフト「FunctionView」利用, 講義で取り扱っていないものも含む)
$ z = ( x^2 - y^2 ) / ( x^2 + y^2 ) $
曲面1-1
曲面1-1a
曲面1-2
曲面1-3
曲面1-4
$ z = xy / ( x^2 + y^2 ) $
曲面2-1
曲面2-1a
曲面2-2
$ z = ( x^3 + x^2 y ) / ( 2 x^2 + y^2 ) $
曲面3-1
曲面3-1a
$ z = \sin (3x+2y ) $と接平面$ z = 3 x + 2 y $
曲面4-1
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7/14(土) 多変数関数の微分法(3)
資料を1枚(p.29-30)配布. 合成関数の(偏)微分法, 変数変換とそのヤコビアン, 2変数関数のテイラーの定理.
★演習: $ f(x,y) = e^{x+2y} $の点$(0.0)$におけるテイラー展開を3次の項まで求めよ.
(答) $ e^{h+2k} = 1 + h + 2 k $ $ + \frac{1}{2} h^2 + 2 h k + 2 k^2 $ $ + \frac{1}{6} h^3 + h^2 k + 2 h k^2 + \frac{4}{3} k^3 $ $ + \cdots $
(これは係数をすべて既約分数にした表し方)
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7/21(土) 多変数関数の微分法(4)
2変数関数の極値問題, 陰関数定理と条件付き極値問題. 授業アンケート.
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7/28(土)の予定
これまでに説明が足りなかった部分の補足や, 質問の受付, 自習などに充てます. (試験範囲は前回までで終わりました. 試験の内容も通達済みです.)
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7/30(月) 期末試験
90分間, 持ち込み不可.
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